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<関節包内操作法とは>

関節包内操作法とは、AKAを基礎として、凹凸の法則・関節の緩み締まりの位置・関節包内の滑り、転がり、スピンなどを利用して治療していく治療手技で、様々な資格の先生方にとって有益な技術といえます。また施術者の身体の使い方も重要視しており、施術者に無駄な力みが入りにくく、その結果、患者様にもリラックスして施術を受けて頂けることにも繋がります。

<関節包内操作法について>

関節包内運動の異常が関節や筋・腱にストレスを与え、疼痛や関節可動域制限、関連痛に大きく関わっています。包内運動の異常の原因となる関節包、靭帯、筋、腱などの癒着や短縮や緊張を改善することにより包内運動を正常にしていきます。

<効果>

  • 疼痛軽減
  • スムーズな自動・他動運動の獲得
  • 関節可動域の拡大
  • しびれの軽減
  • 浮腫の軽減
  • ​関節痛の軽減
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患者:83歳女性 脳梗塞後遺症
​患者さんの肘の拘縮が入院中に悪化し、ケアマネージャーと看護師が困られていました。
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施術後
施術:左肘の関節包内操作法
施術時間:12分

​<有用性>

  • 即時効果がある
  • 施術時間が短い
  • 施術を行いながら評価できる
  • ​関節包内運動の異常が疼痛や可動域制限などに大きく関与するが、関節包内運動を治療する施術者が少ない。

<対応疾患>

          
肩凝り、寝違い、肩関節周囲炎、腱鞘炎、下肢の浮腫、変形性股関節症、変形性膝関節症など
脊柱管狭窄症、ヘルニア
慢性腰痛、ぎっくり腰

<セミナーの特徴>

H27年にセミナーを開催して以来、多くの先生方に受講して頂きました。関節包内にアプローチするには正しい理論と繊細な技術が必要です。技術では、患者さんの身体の持ち方、力の方向と強さ、効果の判断方法、施術者の身体の使い方を講義しています。また、理論では関節運動学や疾患別の治療法を講義しています。
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